「理念」と「効果」

「東北はひとつ」を合言葉に

高知よさこい祭りの流れをくむ「みちのくYOSAKOIまつり」。

全国250以上の市町村で開催されている「よさこい」は、「伝統・創造性の尊重」「市民主体の運営」「地元民謡を取り入れ、鳴子を持って踊る」をルールとする祭の総称です。今では、日本全国の市町村で開催されています。

「東北(みちのく)はひとつ」を合言葉に26年。
「みちのくYOSAKOIまつり」は、3つの理念と5つの効果を掲げて1998年に生まれました。

当まつりの魅力は、他のよさこいと同じルールを基にしているため、各地の参加者がその民謡と地域性を披露するだけでなく、同じ理念を共有する遠くの仲間とも一体感を得る事ができる事です。

よさこいを愛する人の輪は、着実に全国の市町村まで広がっています。

「みちのく YOSAKOI まつり」は「3つの理念」のもと
「5つの効果」を目指しております

3つの理念

  1. 1民謡で東北おこし

    東北は、民謡の宝庫。民謡によって培われた東北人のアイデンティティーを、現代にふさわしい形としてよみがえらせます。
    「古くて新しい東北共通の祭り」の創造です。

  2. 2若者の創造力と独自性で東北おこし

    若者たちの参加なくして「まちおこし」は考えられません。若者たちの創造力・表現力で流行性(音楽・衣装・振付等)と伝統性(民謡等)を融 合。地域に対する愛着と誇りを育みます。これが、新しい郷土愛・誇りとなるのです。

  3. 3百万都市・仙台でふるさとPR

    東北の大消費地・仙台のまちを、ふるさと自慢や観光物産等のPRの場として提供。「東北の仙台」という立位置で、「東北各地域の発展・活性化のために何ができるのか」を考え続けます。

    そのひとつの答えが、「「東北各市町村の魅力・気概・観光資源・物産などをPRする場・機会を創造し、提供する」ことでした。祭りは、まちの元気を 多くの方々に知っていただく絶好のメディアといえます。東北人の気概、東北の魅力を全国に発信し、東北全体の活性化に貢献します。

5つの効果

  1. 1地域ネットワーク効果<人的地域交流の促進>

    東北で初めての「東北共通の東北おこし祭り」。東北の一体感が醸成され、東北各地間の人的交流が促進されます。
    全国各地から集まった踊り手・旗士たち(チーム)が一緒に踊ることで、草の根的な交流が拡がります。

  2. 2経済的効果<観光&物産情報の発信>

    人の魅力は、まちの魅力。チームの熱意を通して、ふるさとの観光&物産等の情報を発信します。
    みちのくYOSAKOIまつり」は、東北各地の「人の魅力」・「ふるさとの魅力」・「観光資源の魅力」・「物産の魅力」などを発信する場。踊りとともに「ふるさと自慢」・「観光&物産自慢」を大いにしていただきます。

  3. 3教育的効果<表現力・創造力の向上>

    次代を担う若者たちの「表現意欲・創造意欲」を満たす、とてもクリエイティブなまつりです。
    いっしょに創造し、いっしょに制作し、いっしょに汗して踊る。こうした一体感・達成感が満足感を生み、郷土愛・誇り・思いやりといった心を育むのです。次代を担う若者たちの表現欲を満たしてあげることも、「まちおこし」のひとつではないでしょうか。
    幼稚園や小・中学校など学校単位で参加しているチームもたくさんあります。

  4. 4社会教育的効果<地域コミュニティーの再構築>

    地域活動にあまり関心を示さない若者たち。しかし、楽曲や衣装・振付などクリエイティブな要素がふんだんな「YOSAKOI踊り」なら、表現欲旺盛な若者たちを取り込むことができます。
    老若男女を問わず、みんなで創り上げるまつりです。世代間の交流・連携が自然と生まれ、自然と地域との一体感が生まれてきます。

  5. 5文化振興的効果<クリエーターの発掘・育成>

    「みちのくYOSAKOIまつり」は、楽曲や衣装・振付・舞踏そして旗振と五身一体の祭典です。
    楽曲も衣装も振付も手づくり。「心の時代」に欠かせないクリエイターが育つまつりです。
    自信と誇り、そして郷土愛を持ったクリエーターたちが「まちおこし」に積極的にかかわり、真剣に取り組み新しい地域文化を作り上げてきました。
    これからも参加者を始めYOSAKOIを応援して下さる方と共に楽しみながら、街の活性化そして、新たな地域文化を生み出す表現の場としてあり続けたいと思います。